地球のしごと大學いわて九戸キャンパス2023

農山村でのこれからの「生き方」と「しごと」を探してみよう。

農山村でのこれからの 「生き方」と「しごと」を探してみよう。

地球のしごと大学いわて九戸キャンパスとは

地球のしごと大学いわて九戸キャンパスとは

岩手県九戸村の形のイラスト、面積 134.02㎢ 人口 約5100人。70%以上を山林原野で占める農山村、東北新幹線二戸駅まで車で約20分

こんなことをやります!

岩手県九戸(くのへ)郡九戸村は、北岩手の山中に位置する、北東北の里山の風景が色濃く残る地域です。
この村の山林に関わるしごとを見て・聴いて・体験して学びながら、これからの農山村での生き方を考えていきます。

目標は、農山村での実践を通して、里山と関わりながら豊かに生活する第一歩を踏み出すことです。
講師は、九戸村で山林に関わる事業を営んでいる事業者さん達。実際に現役で活躍されている方に学ぶことのできる貴重な機会となります。

講座では、7月~10月の間に九戸村へお越しいただき、村内の事業者さんのもとを訪ねます。興味のある講座に単発でご参加いただけます。各自の興味に合わせ、より深く知りたい・体験してみたい事業者さんのもとで専門的に体験していきます。
11月には学びの振り返りとして、九戸村で新たに仕事を作り出す企画ワークショップを行い、九戸キャンパス終了後、九戸村と関わりをもつ、あるいは移住を考えていただく機会を設けます。

里山に関わる仕事がしてみたい方、日本の農山村で暮らしてみたい方、岩手県や九戸村に興味のある方、ぜひ受講をお待ちしております。

詳しい募集要項、スケジュール等は
下記をご確認ください。

※まずは話を聞いてみたいという方向けに説明会も開催予定です。
6月27日(火)、7月3日(月)、7月12日(水)、7月16日(日)にオンラインで説明会を開催いたします。
一つ一つのコンテンツの説明もありますのでぜひご参加ください!

下記ページからお申込みください。

運営団体『地球のしごと大學』はこちら → https://chikyunoshigoto.com/

『株式会社アースカラー』はこちら → https://earthcollar.jp/

講師のご紹介

講師のご紹介

(有)高倉工芸 高倉清勝
七戸産業 七戸宏大
ナインズファーム 向井春夫
ナインズファーム 山本弘樹
小井田立体農業研究所 小井田寛周

講師は、九戸村で生計を立てている事業者さん達。実際に活躍されている方に学ぶことのできる貴重な機会となります。風土にあった伝統技法や産業を学び、次に生かすヒントを見つけていきます。
※写真をクリックすると講師のプロフィールが見られます。

受講をお考えの方へ

受講をお考えの方へ

こんな方におすすめです!

  • 「半林半X」や「半農半X」を目指している方
  • 里山での自然に囲まれた暮らしをしてみたい方
  • 日本の村の山仕事について、実際に手を動かしながら学んでみたい知りたい方
  • 移住希望である、もしくは農山村に関わるような仕事を探している方
九戸村の風景

受講するとこんな良いことがあります!

  • 実際に村内でしごとをしている事業者さんから直接学ぶことができる
  • 岩手県九戸村の地域コミュニティと触れ合うことができる
  • 座学だけではなく、作業体験を通して学びを得ることができる
九戸村の人々

募集要項

募集要項

2023年度の募集要項

講座のゴール
岩手県九戸村の林業・農業・工芸のしごと体験を通して、山林と繋がりあるくらしへの一歩を踏み出す。
期間
2023年7月~11月に実施
※集合場所、費用、定員、募集締め切りは、各回により異なります。下記のカリキュラムでご確認ください。

カリキュラム

カリキュラム

2023年度のカリキュラム一覧

※各回先着順で受付いたします。定員になり次第、締め切らせていただきます。

7月29日・30日(土・日)応募締切7月22日(土)まで講座テーマ:農業、里山、酪農、郷土料理、農的暮らし、多角経営半農半xの様々な「農」のありかたを、多様な角度から学ぶ

  • 地域の農産物と農業研修施設(研修制度や農地について)
  • 家畜(牛、鶏)、果樹(くるみ)、を有機的に取り入れ、空間を立体的に使う循環型農業。
  • 伝統食「しだみだんご(どんぐりでつくったおだんご)」の歴史背景と実食

講師:山本弘樹・向井春夫(ナインズファーム)小井田寛周(小井田立体農業研究所)他
集合場所:新幹線二戸駅に13:00集合(車で来られる方は、九戸村役場に13:30集合)
費用:11,000円/1人 (講義料、宿泊、保険料など含んでいます)
定員:5名程度

8月25日・26日・27日(金・土・日)応募締切8月18日(金)まで講義テーマ:林業、里山暮らし、里山しごと、チェーンソーチェーンソーを学び資格を取る(特別教育)

  • 令和2年8月改正 伐木等の業務 チェーンソー特別教育
  • チェーンソーによる伐木、造材作業およびかかり木の処理等の作業

★山の管理には樹木の管理が必須です。チェーンソーの特別教育を受講し山仕事できる幅を広げます。
★10月14日、15日は今回のチェーンソー特別教育を得て実践編になります。地域おこし協力隊の自伐型林業班とともに森で作業できるチャンスです。連続受講をおススメします。(申し込みは各回ごと必要)

講師:コマツ教習所㈱ 宮城センタ
集合場所:ふるさと館(岩手県九戸村)
費用:3日間 26,000円/1人(講義料)
定員:16名(最低実施人数10名)

9月9日・10日(土・日)応募締切9月2日(土)まで講義テーマ:南部箒、伝統工芸、企画力、手しごと、こだわりのあるモノづくり九戸村の風土に根差した伝統工芸と時代ニーズに合わせた企画力

  • ホウキモロコシの栽培と収穫
  • 箒づくりと、商品アイディア、販売
  • 南部箒職人のくらし方

講師:高倉清勝(高倉工芸)
集合場所:新幹線二戸駅に13:00集合(車で来られる方は、九戸村役場に13:30集合)
費用:11,000円/1人 (講義料、宿泊、保険料など含んでいます)
定員:5名程度

9月16日・17日(土・日)応募締切9月9日(土)まで講義テーマ:農業、無農薬栽培、特産品、加工、甘茶、山葵、郷土食風土を生かした農業生産とその加工を学ぶ

  • 九戸村の気候や環境に適した甘茶や山葵に関する栽培、加工
  • 景観の美しさが収量に関わる農業生産
  • 郷土食「かっけ」づくり

講師:葉澤 博貴(九戸村甘茶工場)、森松造(山葵農家)、柳下アイ子(岩手県食の匠「そばかっけ」)
集合場所:新幹線二戸駅に13:00集合(車で来られる方は、九戸村役場に13:30集合)
費用:11,000円/1人 (講義料、宿泊、保険料など含んでいます)
定員:5名程度

9月23日・24日(土・日)応募締切9月16日(土)まで講座テーマ:炭焼き、南部切炭、伝統産業、山の暮らし、複合経営生産量日本一!岩手の炭造り実践、伝統技法を学ぶ(前編)

★10月21.22日と両方受講することにより、木の加工から窯に入れ、窯出し迄一連の流れを学ぶことができます。ぜひ10月も受講ください。(申し込みは各回ごとに必要)

  • 木材伐採
  • 木材加工、窯入れ、焼きはじめ

講師:七戸宏大(七戸産業)、九戸村地域おこし協力隊自伐型林業班
集合場所:新幹線二戸駅に13:00集合(車で来られる方は、九戸村役場に13:30集合)
費用:11,000円/1人 (講義料、宿泊、保険料など含んでいます)
定員:5名程度

9月30日・10月1日(土・日)応募締切9月23日(土)まで講義テーマ:南部箪笥、指物技術、伝統工芸×アウトドア伝統工芸を未来へつなげる。新しい発想とブランド展開力

  • 南部箪笥歴史とブランディング展開 (守るもの、壊し再生するもの)
  • 作業現場視察とサンディング作業の実践
  • 「七輪囲炉裏」を実際に使用し(BBQ)仕様のフィードバック

講師:千葉 暢威(マルイ造形家具工業)
集合場所:新幹線二戸駅に13:00集合(車で来られる方は、九戸村役場に13:30集合)
費用:11,000円/1人 (講義料、宿泊、保険料など含んでいます)
定員:5名程度

10月14日・15日(土・日)応募締切10月7日(土)まで講義テーマ:自伐型林業、里山暮らし、里山しごと、チェーンソー、きのこ料理小さい単位で暮らす。里山での自立とコミュニティ

★このカリキュラムに参加する際は、8月25日~27日の「チェーンソーを学び資格を取る(特別教育)」の受講をお勧めします。(申し込みは各回ごと必要)

  • 自伐型林業 生産を生みつつ山を守る林業
  • チェーンソーによる伐木
    ※参加人数や経験年数等の状況次第で作業有無を決定いたします。
  • 地元コミュニティときのこ料理を堪能

講師:地域おこし協力隊、九戸村山友会
集合場所:新幹線二戸駅に13:00集合(車で来られる方は、九戸村役場に13:30集合)
費用:11,000円/1人 (講義料、宿泊、保険料など含んでいます)
定員:5名程度

10月21日・22日(土・日)応募締切10月14日(土)まで講義テーマ:炭焼き、南部切炭、伝統産業、山の暮らし、複合経営生産量日本一!岩手の炭造り実践、伝統技法を学ぶ(後編)

  • 炭作り 窯出しの工程
    炭のカット、製品になるまで一連の流れ
    (今回作った炭のお土産有)
  • 炭を使った食の体験 岩手木炭のすごさをBBQで実感

講師:七戸宏大(七戸産業)
集合場所:新幹線二戸駅に13:00集合(車で来られる方は、九戸村役場に13:30集合)
費用:11,000円/1人 (講義料、宿泊、保険料など含んでいます)
定員:5名程度

11月12日(日)応募締切11月4日(土)まで講義テーマ:営業、企画、商品プロデュースいわて九戸キャンパスの振り返りと仕事企画 ワークショップ ※オンラインで実施

地球のしごと大學/いわて九戸キャンパスの一連の講座を振り返り、新たな商品やサービスの可能性について話し合います。農山村での地域資源を活用して仕事を自ら作り出すための第一歩となるリアルな企画の場となります。
出口としては、話し合われた企画について実現の可能性を検討し、役場と協議の上、九戸村の「地域おこし協力隊」枠にて移住者を募集いたします。その枠に自ら飛び込んで挑戦していただくことももちろん可能です。
事前に配布する企画シートに記入いただき、発表してもらいます。(参加は任意です)

講師:高浜大介(アースカラー)、内山成美(アースカラー)
集合場所:オンライン開催
費用:無料
定員:5名程度

参加申込

お問い合わせは、お問い合わせフォームまでお願いいたします。

先着順、費用のお振込み順に受講者さまを確定させていきます。お振込みいただいた後でのキャンセルご返金は原則応じられませんのでご了承ください。

天災や不慮の事故などで止むを得ず、開催を延期・中止させていただくこともございます。何卒ご了承ください(その際の対応につきましては、都度検討させていただきます)。

九戸村ってどんな村?

九戸村ってどんな村?

懐かしくも新しい風の吹く村

九戸村は、岩手県北上山系の最北端の位置する自然豊かな農山村です。春の雑木林には多種多様な草花や山菜が芽吹き、夏には100万匹とも言われるヒメボタルの大群生が折爪岳を彩ります。実りの秋には四方八方の山々が美しく紅葉し、村の産直施設では収穫祭が開かれ、冬にはスキーやかんじき散歩などの雪遊びが楽しめます。

歴史を振り返ると、飢饉が頻発した江戸時代、岩手県北は多くの犠牲者を出しましたが、九戸村では一人も餓死者が発生しませんでした。その理由は、一般的に食用として扱われていなかった山の恵み(百合の根・どんぐりなど)の食べ方を知っていたこと、その生活の知恵を広く知らしめることで一人でも犠牲者をなくそうという共助の精神が、九戸の人々に根付いていたことにあります。そしてその気風は、今に暮らす人々の中にも健在です。

豊かな森林資源、風土に根差した伝統工芸や郷土芸能、農林畜産業など、自然との共生の中で住民が作り上げてきたものが数多く残っている、正真正銘北東北の里山。農山村を学ぶ場としてうってつけな、懐かしくも新しい風の吹く村です。

運営チーム紹介

運営チーム紹介

担当者プロフィール

  • 高浜 大介

    高浜 大介

  • 内山 成美

    内山 成美

  • 藤﨑 翔太郎

    藤﨑 翔太郎

岩手県九戸村は、風土を生かした林業、農業、酪農、工芸ができる場所です。九戸村のしごとやくらしを学び、農山村の可能性を見つけていくスタートを一緒にきりましょう!